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呪われた大公家と偽りの皇子
著者不明
皇室と大公家間の内戦が続いていたヘルタ帝国。
バシリンテ大公は、終戦を条件に皇室が差し出してきた紫眼の皇子を迎えにきた。
どこか違和感はあるものの、皇子の瞳は確かに皇室特有の紫色。
たとえ偽物であっても関係ない。
紫眼の皇子を「生贄」として捧げれば、大公領にかけられた呪いが解けるはずだから。
こうして、人質として大公家に連れていかれることとなったヘルタ帝国第6皇子、シオン・ヘルタ。
だがその正体は、10歳の少女レティシアだった。
人質というのは名ばかりで、すぐ殺される運命だということは分かっている。
それでも構わない、そういう約束だから。
私はただ「与えられた役」を最後まできっちりこなすだけ。
舞台の幕が下りるまで―― | ピッコマ